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全日本大学野球選手権を振り返る:地方大学の台頭と東京6・東都の衰退

中京学院大学優勝写真

第65回全日本大学野球選手権の決勝が12日に行われ、初出場の中京学院大が中央学院大を5-2で破って初優勝を遂げた。どの大学野球ブログをチェックしても、中京学院大の優勝を予想していたのはなかったのではないかと思われる。

10年ほど前には、全日本大学選手権で優勝するのはその多くが主会場となる神宮球場を根城としている東京六大学か、全日本大学野球選手権で最も優勝大学を輩出している東都であろうとおおよそが予想できた。少なくとも準決勝までは両者が勝ち上がってきて、決勝戦で「東京6vs.東都」というカードが一番望まれる形であったのではないだろうか。

しかし、そんな構図も今や昔の話となったのかもしれない。

今年の決勝戦は、中京学院大中央学院大といういわゆる「地方大学」同士の対戦となった。2013年大会では上武大が優勝するなど、地方大学の躍進が目立っているのがここ数年の全日本大学野球選手権の傾向だ。

では、なぜなのか?

様々なスポーツ情報サイトがその要因について述べているが、一番は地方大学の野球への熱の入れようだろう。東京6や東都では大学の授業もしっかり受けなければ単位を取れない仕組みとなっているが、地方は「野球」の名の下でその辺りが免除されているケースも多い。そのため、中央の大学に行く力がある選手でも、地方の大学の方が「野球に専念できる好ましい環境」として地方に流れることも最近では増えているということなのだ。

東京6や東都のレベルが下がってきたというより、有力選手が地方の大学にも分散してきたことが「地方の大学の躍進」につながっているのだ。

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